【合気道】一教ってどういう技?/剣の素振り…今日の稽古から

短刀を使えるようになる
こんにちは!ふらんそわです。
今日は、この前の稽古の話の続きです。
合気道の一教という技はそもそもどういう技か、素振りについて、原点に帰るようなお話を先生がしてくださいました。
素振りのやり方は千葉和雄先生(開祖の直弟子)直伝だそうです。
とっても面白かったので、書いてきますね!

↓↓↓↓(ここから先生からのお話の内容です。)

片手取り一教とは

片手取り一教って、そもそもどういう技か知っていますか?

戦場では、相手も自分も武器(例えば短刀)を持っている。
合気道はお互いに武器を持っている
相手に刺される前に、普通、自分が攻撃する。
これが当て身
相手が刺される前に自分が攻撃して当身
いまの合気道は、相手に攻撃されるのを待っていることが多いが、本来は、自分から攻撃するのです。
相手は逃げるか、間に合わなければ、とっさに短刀を持っている手を押さえる
これが片手取り。

とっさに短刀を持っている手を押さえると片手取り
自分は、また短刀を使いたいので、相手の手が外れるように動く。

相手の手が外れるように動く
相手の手が外れるように動く2

そうすると、また自分の武器(短刀)が使えるようになる。
目の前にある相手の肘を短刀で切ることができる。
これが、一教です。

短刀を使えるようになる

交差取り一教とは

お互い武器を持っていて、交差どりで相手の手首を押さえる。これだと、お互い刺されない位置にいて、安全。

お互い武器をもって向かい合う 交差取りで相手の手首を押さえる
自分の武器(短刀)を再び使えるようにするために動くと、一教になる。
自分の武器を再び使えるよう動いて一教
合気道は、戦後みんなに広めるためだったのか、武器を使ったり、当て身を入れることは減ってしまった。みんなやっている型稽古も良いが、ダンスのよう。お互いに武器を持って稽古すると、体術の本当の意味が分かる。

剣の素振り

①鍛錬のための素振り
足を横に開く。
上にあげたとき、剣先が下がらないようにする。
剣の素振り。足を横に開く
気持ちは前に飛ばして、まっすぐ下に振り下ろす。
水平になる瞬間、ぞうきんを絞るように絞る
巻き割りするような感じ。

 

剣を振り下ろした瞬間腰を下げる
剣が振れるようになったら、腰を入れる
振り下ろした瞬間、腰を下げる。

正座でやると、腰を入れる稽古にもなるし家の中でも稽古できて〇

②半身で素振り
①ができるようになったら、半身で素振りする。
振り下ろした瞬間、腰を入れる。
半身で振り下ろした瞬間腰を入れる

③裏三角で素振り

①ができるようになったら、裏三角で素振りする。振り下ろした時に、半身の位置から、裏三角の位置に移動し、腰を入れて体を開く。
裏三角で素振りする
②より③の方が遠くまでとどく。

 

(おまけ)
先生曰く、木刀を買うときは、構えて持ってみて、剣がすーっと上がりたい感じがするものを買うといいそうです♫

 

以上、今日は一教の話と、剣の素振りの話でした。素振りの仕方は、教わる先生によって微妙に違うと思います。何か皆さんの参考になれば、幸いです^_^
(裏三角とかもっとうまく書きたかったんですが、画力がもう限界です。。。汗)