こんにちは。ふらんそわです!
私の通っている道場では、昨日から稽古が再開しました!!
今月は剣と杖中心の稽古です。
日によって担当の先生が違うので、今日は3か月ぶりのJ先生の稽古でした。
久々の稽古で、そもそも合気道とは何か、間合い、剣の素振りについてと、いろいろためになるお話だったので、まとめてみました。
合気道を知っている人向けのお話になりますが、よかったら読んでいってください
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(ここから先生のお話を、私なりに文章にまとめて書いています。)
合気道とは?
みなさんは、合気道の正面打ち、横面打ちって、おかしいって思いませんか?なぜあのようなかかり方をするのか知っていますか?
合気道は武道です。スポーツではありません。
柔道やボクシングなどのスポーツには武器はありませんが、合気道には剣や杖、短刀の武器があります。
合気道は、相手や自分が武器をもっている前提です。
なので、正面打ちや横面打ち、突きがあるのです。
また、武器を持っている手を抑えるから、片手取りや交差取りがあるのです。
相手が武器をもっていたとき、普通はどうしますか?
例えば短刀を持っていた時、普通は危ないから逃げますよね?
これが一教です。
でも、この姿勢↑だとよくないので、姿勢をコントロールすると合気道の「突きのさばき」になる。
また、相手が短刀で突いてきたとき、交差(相半身)の手で押さえる形になることもあるかもしれない。
普通に考えると、一教の抑えは、相手が簡単に起き上がれると思います。
相手を起き上がれないようにするには、自分が寝転んで、腕の逆関節を決めたほうが良いです。
なぜそうしないのか?
開祖の一教の抑えは、片足を相手の首元に載せて抑えます。
抑えとしては完ぺきではない。
でも、取りも武器を持っている前提なので、相手が起き上がってくれば、いつでも切り付けることができる。
また、いつでも立ち上がれる体制なので、多人数に対応できます。
合気道は多人数を相手にすることを想定しているので、寝転がって極めることはないのです。
戦場でも使える武道なのです。
合気道は自分や相手が武器を持っているという前提を知らないで稽古していると何にもならない。おかしなことになってしまいます。
間合いについて
普通、武器を持っている相手からは、逃げますよね。
近づいて技をかけるというのは、本当はとても難しい。
⇒だから、間合いをとることが一番大事なのです。
もし、武器を持っている相手をがっつりつかんだしりて、止まっていたら、刺されまくりますよ。
(こういうことを稽古中にやっている人が多いということを先生は言いたかったんだと思います)
相手には触れるだけにして、常に自分が動くことが大事。
多人数の場合でも、がっつり抑えられたら、絶対無理。絶対無理ですよ!!
まずは間合いを取ることが一番大事。
これが、合気道の「間合い」
剣の素振りについて
剣の持ち方・素振りについて
ポイント①
握る力は左手の小指に10だとすると、下から薬指9、中指8・・・とだんだん小さくしていく。
右手の人差し指は立てない。立てるのは、立つくらい軽い力で持つんだよ、という意味。
手首は固定する。手首のスナップは使わない。
ポイント②
剣を下ろしたときは、ぞうきんを絞るようにして止める。
下げるのは、水平の位置まで。剣先が下に向いちゃダメ。
下げたときに、腰を入れて、その力が剣先に伝わるようにする。
足を横に開いて、剣を振り下ろしたときに、腰を下げて腰を入れる稽古をするといい。
また、腰を下げたまま、足を踏みかえながら剣を降る稽古をしてもいい。
ちゃんと絞れている、腰が入ると全然威力が違う。
ポイント③
手を上げていくとき、呼吸の時と同じように上げていく。
手に意識を入れる。
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「そこにいるとあぶないよ~」といつも注意されています(汗)
間合いを保つという感覚を身に着けるには、組み太刀や組み杖を地道にやる必要があるかもしれません。
今月は、剣と杖の稽古で気づきがたくさんありそうです。
みなさんもがんばってくださいね!