二教

【合気道】肩取り二教(裏)分かりやすく説明!

二教裏の技の説明


こんにちは!皆さん元気ですかー?

今日は肩取り二教(裏)について説明していきます。
どんな技か知らない人のために、動画貼っておきます。
合気道界のスター、白川竜次師範六段の肩取り二教です。
(すいません、面識は全くないのですが、とにかく若い!!動きが大きくてかっこいいです)
裏と表両方やっていますね。表技は相手の正面に入っていく技、裏技は相手の側面に入っていく技になります。
途中で半身半立ちでやっていたり、バリエーション豊富です。


ではでは、技の説明していきますねー!

肩取り二教(裏)のやり方

①逆半身(※)で向かい合います。
※取り(技をかける人)が左足が前に出ていたら、受け(技をかけられる人)は右足(向かい合っている方の足)を出して、半身で向き合います。

②受け(技をかけられる人)が肩をつかむ。
受けは取り(技をかける人)の、道着の肩部分をつかみます。

③後ろ足を一歩出して、当て身を入れる。

後ろ足を一歩出しながら、グーであて身を下から入れます。
その時に、足は、前の足と揃う位置に出しましょう。

④もう一方の足を相手の斜め前に出して、相手を崩す。

相手の斜め前に足をだして、当て身を入れた手で相手の腕を斬り下ろします。
この時もう一方の手は、斜め下に伸ばします。

ポイント!
表は相手の前で足を踏みかえ
裏は相手の側面(斜め前)

⑤相手の手をつかみます。

相手の手に自分の手を上からかぶせるようにして、つかみます。

⑥相手の肘を突き上げて、一教の裏の動きで相手を自分の目の前に落とします。
細かく説明すると
⇒相手の肘を突き上げながら、足を相手の足のすぐ横に置く。

 

⇒外側の足を一歩引きながら、相手を目の前に落とす。

ただし、この⑥の手順はすっ飛ばして、⑦の動きに行ってもよいです。

⑦胸に相手の手を付けます。

相手の手の親指側が自分の胸のへこみにピッタリはまるようにくっつけます

ちゃんとぴったりつけられると、それだけでほぼ二教がきまります。痛いです。この二教のかたちができるようによく稽古しましょう。

⑧図↓のように持って、手首をきめ、相手を落とします。

初心者の人は、腰でクエスチョンマークを描くようにすると良いです。

高段者になると、腰から直接、相手の腰に力を伝えられるので、見てもわからないくらいの小さい動きで、相手を瞬時に落とすことができます。

⑨もう一度、相手の肘を突き上げて、一教の裏の動きで相手を下まで落とします。

相手の肘を突き上げて、外側の足を一歩引きながら、相手を下まで落とします。


⑩極(き)め

極めは二教(表)の極(き)め③と同じです。

相手の腕を手のひらが上になるように自分の腕に挟み、もう一方の手で相手の肘を押さえて、両膝で相手の腕の付け根をしっかり挟みます。自分の手のひらは両方とも上を向くようにします。
自分の体を相手の頭の方に倒してきめます。相手の腕を立てて、肩関節がきまるようにするのがコツです。
姿勢はなるべく真っすぐにして、腰から自分の体を倒すようにします。

(豆知識)相手が腕を突っ張っていて、肘が曲がらない場合は、下から自分の手を相手の腕にひっかけて、自分の方に寄せると、簡単に曲がって二教がかけられます。

いかがでしたか?
二教(裏)は手順が多くて、最初覚えるのが大変ですよね。
そして、三教も手順が多くて、両方覚えると、こんがらかっちゃう(汗)
最初はとにかく手順を覚えましょう。
ちゃんと極めれるようになるには、何度も何度も稽古が必要です。
がんばりましょうねー!(^^)!

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