稽古の前に

合気道の構え 半身 基本編

hanmi
半身について

合気道の基本の立ち方は「半身」です。

左足が前であれば、「左半身」
右足が前であれば、「右半身」

 

この立ち方は、前からの攻撃でも横からの攻撃でも、即時に対応できます。
合気道は多人数を相手にしても戦えるように、この立ち方なんだそうです。
半身のポイント
①前足の親指の付け根に体重をかける。
②後ろ足は伸ばす。
③背筋をまっすぐする。

※①重心は前足7後ろ足3、前足6後ろ足4の割合で前重心。かかとはつかないくらい(ただし、重心は真ん中でかかとをつくやり方もある。先生によって違います)

※③頭のてっぺんからお尻まで、まっすぐ軸が通っているイメージ。
④動く時はすり足で。
⑤前足が一歩でたら後ろ足もついてくるようにしていつも半身の姿勢を保つ(つぎ足)
⑥手と足はいつも同じ方を出す。(右足が前なら右手が前)
手はどうする?
手は手刀(しゅとう)で構えるか、自然に下ろしておくか、次にやる技が決まっていれば、そのかかり方に合わせて、片手や両手をだします。
⭐️手刀(しゅとう)⭐️
合気道では手を刀のように使って、相手の頭に打ち込んで、技の稽古をします。もともと合気道は、刀を持っている相手を想定して、作られている技があることや、技の動き自体に剣術の動きを取り入れていることから、手刀が使われています。
手刀で構える時
①指は伸ばして軽く開く
②剣を持っているイメージ
③脇はしめる
以上 「合気道の構え 半身 基本編」でした!
次は「合気道の構え 意識の使い方と相手を制すること」です。