正面打ち一教(表)のコツ 基本編
です!!
正面打ち一教は、技の中でも基本中の基本で、シンプルな技ですが、シンプルだけに難しい技でもありますね。
審査前だから復習したい、技のポイントを押さえたい!という人のために、コツをまとめました。
主に白帯、茶帯の方向けです!
黒帯の方も、復習にどうぞ!
①正面打ちを受ける
相手が正面打ちを打ってきたと同時に自分も手刀を下からすりあげ、正面打ちを受けます。
初心者は受けて大丈夫です。
受けることができるようになったら、今度は、相手が正面打ちを打ってきた時に自分から一歩入って、正面打ちを受けた時には相手が崩れて自分が勝っている状態になるように稽古します。
この時手刀が横から出ないように。脇が開くと横から出てしまいます。脇を閉めて手刀を立てるようにしましょう。
②肘を突き上げる
相手の肘を突き上げます。その時に必ず親指をかけること。初心者の人は、できていない人が多いので注意です。
この時に、肘を押そうとして伸び上がってしまったり、上半身が前のめりになってしまうことが多いです。自分の姿勢はまっすぐ保つことが大事です。
肘を突き上げたら、少し腰を切ります。イラストで言うと左に少し腰をきります。相手を落とす場所の方向に腰を向けて、自分の進路を確保する感じです。
③一歩大きく踏み込んで相手を落とす。
次に、後ろ足を大きく一歩踏み込んで、同時に突き上げている手を自分の前に下ろし、相手を落とします。
その時、手と足は同時に出します。ばらばらの動きにならないように気をつけましょう。
また、相手は自分の前に落とします。相手に近い方の足が、相手の脇の下に入るようにすると良いです。前足のつま先は相手に向けます。そうすると、相手を制しやすくなります。
④後ろ足を斜め前に一歩進めます。
相手の腕が、斜め前に伸びる方向です。
⑤極め(きめ)
跪座(きざ、正座で爪先は立てる)の姿勢になり、きめます。両手は肘と手首に置きます。膝は脇腹と手首にあてます。目線は相手に。相�手全体を制するつもりでしっかり見ます。姿勢はなるべくまっすぐにしましょう
以上、正面打ち一教(表)でした!