四方投げ

【合気道】横面打ち 四方投げ(表) 分かりやすく説明!

横面打ちのさばき

こんにちはー!元気ですかー!
今日は、【横面打ち 四方投げ(表)】について説明していきます。

横面打ち四方投げがどんな技か分からない、という方のために、動画を貼っておきます。
本部道場師範遠藤征四郎先生八段の動画です↓↓


優雅ですね。。。(ほれぼれ)

では、説明していきます~

横面打ちの打ち方

横面打ちは、相手の足が出ている方を打ちます。
①手刀で構える。

手刀で構える
②一歩足を下げる。手刀を振り上げる。

手刀を振り上げる
③相手のこめかみを狙って打ち、そのまま自分のお腹の前まで切り下す。

こめかみをねらって打つ

手刀は横からではなく、頭の上から振り下ろすようにしましょう。

横面打ち注意点

(本やネットで確認すると、②の足の位置から始める説明が多いです。でも、私は①から始めるやり方で習いました。剣の素振り七本のうちの「二の素振り」のイメージで横面打ちを打っています。参考までに、剣の素振り7本の動画を貼っておきます。二の素振りは1:53からです)

横面打ち四方投げの説明

横面打ちのさばき方ですが、いろいろなさばき方があると思います。
私が先生に習ったやり方も、たくさんあるさばき方の一つです。参考にしてみてくださいね。

①相手が横面打ちを打ってきたと同時に、自分も横面打ちを打つように動く。

向きあう

自分も横面を打つように動く

横面を打つように動く続き

 

その時、相手の手を見たり、無理に取ろうとすると、自分の姿勢が崩れます。
なるべく相手の体全体を見て、横面をしっかり打つ感じで動きましょう。

体全体を見る

②腰を切る。相手の手首を両手で挟むように持つ。

腰を切って相手の手をはさむ

手をはさむようにもつ

ここが初心者の方には難しいのですが、図で言うと、左手を手前から相手の手首にあてて、そのあと右手を上からかぶせて相手の手首を持ちます。四方投げの持ち方です。

③四方投げ(表)をする。

あとは、「片手取り四方投げ」と同じ動きです。
剣を振り上げて、180度向きを変え、剣を振り下ろすイメージで動きましょう。

手刀を切り上げる

180度向きを変えて四方投げ

下までおろす

自分の姿勢は常にまっすぐにして、後ろに体が反り返ってしまわないように注意しましょう。

④極(き)め
審査の時には極めまでやるように言われることが多いです。
これも「片手取り四方投げ」の時と同じです。

四方投げの極め

もう一方の手で相手の肘を押さえ、半身の姿勢になります。

横面打ちのさばき方いろいろ

横面打ち四方投げは、横面打ちをさばく→四方投げをする、という流れですが、横面打ちのさばき方は、色々あります。私の知っている4種類について、以下に記しますね。

相手が横面打ちを打ってきたと同時に、自分も横面打ちを打つように動く

先ほどの説明で書いたさばき方です。

片方の手であて身を入れて、もう一方の手で相手の手刀を制する

植芝守央道主が解説している本「規範合気道基本編」では、以下の通り説明されています。

①後ろ足をやや斜め前に進め、手刀で受けの手刀を制し、もう一方の手であて身を入れる

②進めた足を軸に体を転じ、当て身を入れた手で受けの手刀を切り下し、半身になる。

上記のさばき方を「転身」といいます。

まっすぐ前に入る

相手が横面を打ってきたと同時に、前に入って、180度向きを変えます。

(私の道場の先生に教えてもらったやり方です。)

斜め後ろに下がる

相手が横面を打ち下ろしたときに、相手が前方に崩れるように、自分が斜め後ろに下がります。
相手と自分の間に壁があって、そこにすっと入るような意識で動きます。


(合気会本部師範横田愛明先生の稽古に参加した時に聞いたやり方です。)

横面打ちのさばき方は色々ありますが、今習っている先生のやり方を真似するのが一番だと思います。ただ、どんなさばき方でも、相手の手を取りにいかないで、足の動きでさばくようにすることが大事だと思います。

 

どうでしたか?
横面打ちは慣れるまでに時間がかかりますね。
何度も稽古して、体が動きを覚えるように頑張りましょう!

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